初めての方へ

このブログは筆者えるおが伊藤絵美先生の著作「自分でできるスキーマ療法ワークブック Book1」「自分でできるスキーマ療法ワークブック Book2」を実践していく過程を綴るブログです。またうつ一般の対処法、認知行動療法、マインドフルネス、その他の心理療法についても書いていくつもりです。

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スキーマ療法とは?

まずはじめに、スキーマ療法とは、、怪しい新興宗教、オカルト、そういったものではないです笑 アメリカやオランダでも医療保険対象となっている比較的新しい心理療法です。以下心理療法の専門家である伊藤絵美先生の言葉を引用して説明します。

スキーマ療法は米国の心理学者のジェフリー・ヤング先生が考案した心理療法です。もともと先生は認知行動療法を専門とするセラピストでした。認知行動療法はうつや不安など心理的な症状に大変効果のある心理療法です。しかしヤング先生が出会ったのは、「心理的な症状」だけでなく「心の深い部分の傷つき」や「ずっと抱えてきた生きづらさ」といった、症状を超えた、症状よりもっと深くて広いレベルで苦しんでいる人たちでした。そういった人たちは、認知行動療法によって心理的な症状が改善されても、ちっとも幸せになれないのです。そこでヤング戦士は、自動思考レベルの認知行動療法をぐっと深め、スキーマレベルの心理療法を開発しました。

と書かれています。この説明からも分かる通り、認知行動療法が表面的な問題を解決するための手法に対し、スキーマ療法はより深い、人生を通した生きづらさ、生きづらさの基になってるパターン、潜在意識レベルに隠れてしまっている欲求、そういったより深いレベルの根源的な生きづらさを解消させる、そのための心理療法です。

このスキーマ療法、オランダで研究が盛んなようですが、「ボーダー」と呼ばれる「境界性人格障害(パーソナリティ障害)」にも効果があるようです。私の友達にも境界性人格障害の友達がいるのですが、そのような大変な生きづらい症状を抱えている人にも効果がある、ということでこのスキーマ療法への信頼度が高まりました。

(境界性人格障害への効果は専門書である「スキーマ療法」に書かれています。)

 

なぜこのブログを書くか

まず私自身がこのスキーマ療法を通してよくなっていきたと思っています。スキーマ療法をするのに一番は専門家に診てもらうことですが、いかんせんまだ日本ではスキーマ療法を専門にやってる先生は数えるほどしかなく、自分でやるしかない状況でした。

そんな中、鈴木絵美先生が一人でもスキーマ療法を実践できるワークブックを書かれていたので、すぐに取り寄せて実践しています。(実際にはワークブックが出版された1年後にスキーマ療法というものがあることを知りました)ただ一人で実践するのもいいのですが、仲間がいた方が実践しやすいなと思い、また、同じように生きづらさを感じている人を少しでも勇気づけたい、そういった思いから実践記を書くブログを起ち上げました。

そもそも自分も「なぜこんなに生きづらいのか」ずっとそう思って生きてきました。そしてその辛さは「健常」に育った人にはなかなか分かってもらいにくいです。「なんでそんなに悩んでるの?」「考え過ぎだよ。」と言われるがオチです。

もし自分と似たようなことで悩んでいる人がいて、このブログを読んでスキーマ療法に出会って少しでも生きづらさを克服できたら。

生きづらさを克服し、イキイキと働ける、仕事を楽しめる、人生を楽しめる、

同じような悩みを抱えている人でもスキーマ療法に出会って、生きづらさを克服して人生を楽しめる人を増やしていきたい。

そんな思いからこのブログを始めました。

著者について

私えるおは一地方都市に生まれました。家族構成は父と母と弟と私。特に家庭に問題はなく、はたから見たらむしろ幸せな家庭、もっと言うと世間一般から見たら割りと裕福な家庭でした。

中には虐待、ニグレクト経験を持つ人もいるだろうし、はたまた幼い頃に両親と死別した、片親で育てられた(全ての片親の環境が悪いということではないです)

そういった明らかに辛い経験があって生きづらさを抱えている人もいると思います。

しかし私にはこれといって虐待された覚えはなく、一般的な家庭で何不自由なく育てられました。(幼い頃から虐待され。。といったエピソードがあればより共感してもらえたのかもしれませんが笑)

なぜ自分がこんなにも生きづらいのか、それは今でも若干疑問があります。

若干繊細過ぎるところがあること、真面目、素直過ぎるのが逆に仇となっていること。

抑圧された記憶があるのか、生まれもった気質的にそうなりやすいのか、ちょっとわかりません。

が、その原因を特定することで解決されないですし、それはそれでしょうがない、

それよりも「今ある生きづらさが克服できればそれでいい」そう思ってスキーマ療法に取り組んでいます。

(実際に生きづらさの原因となる体験を特定することが治療の助けにあまりならないことは、「いやな気分よ、さようなら」に書かれています。)

私が持つ早期不適応的スキーマについて

このブログを読んでいる方の中では既にスキーマ療法を実践している、知っている方もいると思うので、参考までに私が持っている早期不適応的スキーマを紹介したいと思います。

(早期不適応的スキーマが何かということについてはこちらの記事を読んでください。)

 

領域 スキーマの名前 スキーマの強度
第一領域のスキーマ 欠陥・恥スキーマ、孤立スキーマ 40%、30%
第二領域のスキーマ 無能・依存スキーマ、。失敗スキーマ 20%、40%
第三領域のスキーマ 「ほめられたい」「評価されたい」スキーマ 50%
第四領域のスキーマ 感情抑制スキーマ、否定・悲観スキーマ、完璧主義的「べき」スキーマ、「できなければ罰されるべき」スキーマ 90%、100%、100%、95%
第五領域のスキーマ 「オレ様・承応様」スキーマ 10%

このような感じで、私の場合第四領域に特に早期不適応的スキーマが集中しています。(境界性人格障害の方はほぼ全てのスキーマが当てはまるそうです)

個人的に思うのが、自分自身が真面目な性格で長男・長女になった方で、尚且つ両親も躾が厳し目だった方が似たような早期不適応的スキーマを持ちやすいのでは、と自己分析をした上で思っています。

ただ私のように明らかな虐待経験などが無くても、常に生きづらさを感じて生きている人もいるのではと思います。それは成長するどこかの過程で心に傷を負い、18の早期不適応的スキーマのうち幾つかは「これ自分のことじゃん!」と当てはまるものがあるのではないかと思います。