スキーマをマインドフルにモニタリングすることの難しさ

ハッピースキーマ スキーマ療法

スキーマ療法ワークブックのレッスン14では今まで見つけてきた早期不適応的スキーマ、そしてモードについて、マインドフルに対応することでした。

スキーマをマインドフルに観察する!?すぐにはできない。。

スキーマをマインドフルに観察しようということで、日常生活でモードに入った時に実践しようと思うのですが、なかなか難しいですね。。ついつい今までのように反応してしまうことが多いです。

まだマインドフルネスが身についていないかも!?と思い、もう一度マインドフルネスを復習してもっとマインドフルネスなスキルを高める必要があるかもしれません。Book1で紹介されていた(巷で有名な!?)「うんこ」のワークを試そうと思います。(なんか心理療法士さんの中で話題みたいなので笑)

まあでも、そんな簡単に「マインドフルネス」な状態になれないのも無理はないかなと思います。ちょこっとワークやっただけでできたらそのスキーマは大して人生に影響を与えてなかったかもしれません。長年かけて作られてきたパターンが一朝一夕に変わるわけではない、変われるはずがない!?のですもんね。

スキーマモードが活発になった時に少しずつマインドフルネスな気持ちになれるように意識していきたいと思います。

マインドフルに対応きなくてもそんな自分をマインドフルに味わうw

マインドフルネスに対応できなかった自分に対してマインドフルネスに観察する、ということから始めればいいのかもとふと思いました。

どういうことかというと、仮にマインドフルに対応できなくても、自分のことを責めず、ダメだと思わず、マインドフルに対応できなかったことに気づいた自分をマインドフルに見つめる、ということです笑

ややこやしいですけど笑、そこから始めるのがやりやすいかなーと。

モードに入り込んでいる状態だと、最初の内はなかなかマインドフルに対応するのはハードルが高いかもしれませんが、後からマインドフルに見つめることで、徐々にモードに入っている時でもマインドフルに対応できるようになるかもしれない、そういう作戦でいってみたいと思います笑

ハッピースキーマ

ハッピースキーマを探しに行くワークについて

レッスン15では今まで支えてくれたハッピースキーマを探し出すワークです。今までのところは傷つき体験に基づく、ネガティブなスキーマを中心に扱ってきましたが、この回ではポジティブなスキーマについても過去、現在、未来と書き出します。また、それを基にポジティブなスキーママップを作成します。(スキーママップについては前回のエントリーを見てください)

ポジティブな体験を書き出してみて

当たり前ですが、このワークは純粋に楽しい気分になります。過去のポジティブな体験も年表を基に作成しました。

現在のポジティブな体験については、小さなことでもまだ覚えているので気づきやすいです。そしてささいなことでも人ってハッピーになれるんだよな、と再確認しました笑

よく当たり前だと思ってること、できていることがどれだけ幸せなことか、って言うじゃないですか。分かっていても日常生活でなかなかそうだと感じる場面って意識しないとないと思うんですが、書き出すことで再認識しました笑「天気がよく清々しかった」とかであっても笑

そういうささいなこと、普段当たり前なことがどれだけ幸せなのかって、本やらテレビやらでたまに見て分かっているけど、モードに入っちゃってる時はそんなことも吹っ飛んじゃって「自分なんでこんななんだ!!」ってなってしまうんですけどね笑

ハッピースキーマは早期不適応的スキーマの裏返しだったりする

そしてハッピースキーマを書いてみて思ったことが、ハッピースキーマって早期不適応的スキーマと表裏一体なところがあるなということです。もちろん全てがそうなわけではないですが。

例えば私の場合ですと、「できない自分を責める」スキーマがあるのですが、そんな自分を変えるために、「自分を律する」「努力する」というポジティブなスキーマがあります。

早期不適応的スキーマがあるからこそ、ポジティブなスキーマも強化される、という共犯関係?になってる感じもします。そしてそれが早期不適応的スキーマを治すのに妨げにもなっているのではとも感じます。「できない自分を責める」スキーマがなくなったら、自分は努力しなくなるんじゃないか、という「不安・恐怖」があるからですね。

ちょっとややこやしい話になってしまいましたが、そんなことを感じました。

ただこれからレッスン16以降にスキーマ療法の核となるワークが登場してくるみたいなので、そういった共犯関係的なスキーマについてもおいおい扱っていき、生きやすくなれたらなーと思います。

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